HPやブログに手順動画キャプチャを埋め込む方法とおすすめツール【Windows/mac対応】

HPやブログに手順動画キャプチャを埋め込む方法とおすすめツール【Windows:mac対応】 便利ツール

Webサイトやブログで操作手順を説明する際、テキストや静止画だけでは伝わりにくいことがあります。そんなとき、実際の操作を動画で見せることで、ユーザーの理解度が格段に上がります。

特にIT業界では、新しいソフトウェアやWebサービスの使い方を説明する機会が頻繁にあります。静止画のスクリーンショットだけでは伝わりにくい「動き」を伝えるために、動画キャプチャは非常に効果的なツールとなります。

本記事では、Webサイトやブログに無音の操作説明用の動画を簡単に埋め込める「LiceCap」というツールを中心に、画面キャプチャの方法と活用法を解説します。

本記事のターゲット

  • Webサイト上で自社サービスの動作感を説明したいマーケティング・営業担当者
  • 普段Web画面を使って手順説明をする機会が多い方
  • マニュアルやチュートリアルを作成する担当者
  • ブログやSNSで操作方法を共有したい方

動画フォーマットの比較

Webサイトに動画を埋め込む際には、いくつかの選択肢があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

フォーマットメリットデメリット
GIFほとんどのブラウザと互換性が高い
HTML上で簡単に埋め込むことができる
自動再生・ループ再生が容易
プラグインや特別な設定が不要
品質が低く、色数が256色に制限される
ファイルサイズが大きくなりがち
滑らかな動きの表現が難しい
MP4/WebMファイルサイズが小さい
音声も付けられる
WebMは一部ブラウザやデバイスで再生不可
GIFよりも埋め込み方法が複雑
自動再生の設定が必要

操作感や手順説明する目的であれば、高品質にこだわる必要はなく、導入が容易なGIF形式が最適と考えます。

おすすめツール:LiceCap

数ある画面キャプチャツールの中でも、「LiceCap」は特に操作説明用のGIF作成に、以下の点で優れています。

  • WindowsとmacOSの両方に対応している軽量なアプリケーション
  • 録画中にフレームレートの調整、経過時間の表示、マウスクリックの記録などが可能
  • 録画範囲を自由に指定できる
  • シンプルで使いやすいUI
  •  GPLフリーソフトで商用
リン
リン

私も使ってみましたが、必要最低限の機能が揃っており、何といってもシンプルで使いやすいインタフェースが気にっています。

LiceCapの使用方法

インストール手順

  1. 公式サイト よりWindows/macOSのうち対応するリンクからダウンロード
  2. ダウンロードしたインストーラー(Windowsはexe、macOSはdmg)を実行しインストール
公式サイト

基本的な使い方

  1. LiceCapを起動する
  2. キャプチャ範囲を設定する
  3. 録画を開始する
  4. 録画を実行する
  5. 録画を終了する

Webサイトへの埋め込み方法

作成したGIFをWebサイトやブログに埋め込む方法は非常に簡単です。あとは画像挿入と同様の手順で埋め込むことが可能です。HTMLコードでは以下のようになります

<img src="GIFのファイルパス.gif" alt="操作手順の説明" width="100">

最後に

Webサイトやブログに操作手順を動画で説明する際、GIF形式は手軽さと互換性の高さから優れた選択肢です。特にLiceCapは、そのシンプルさと直接GIFに保存できる便利さから、操作説明用の動画キャプチャに最適なツールといえるでしょう。

画面録画は、ユーザーの理解を助け、Webサイトやブログのコンテンツをより魅力的にする強力な手段です。ぜひLiceCapを活用して、わかりやすい操作説明を作成してみてください。

よくある質問と解決策

なぜLiceCap? ▶︎

LiceCapを選ぶ主な理由は、簡潔さと直接GIFに保存できる便利さにあります。機能が多いツールは複雑になりがちですが、LiceCapは必要十分な機能を備えつつもシンプルで使いやすいインターフェースを提供しています。

どのようなシーンで使うか? ▶︎
  • チュートリアルやマニュアル作成時に、手順をわかりやすく説明するため
  • 新機能のデモンストレーション
  • バグレポートに動作の様子を添付する場合
  • SNSでの短い操作説明
GIFのファイルサイズが大きすぎる場合は? ▶︎
  • キャプチャ範囲を小さくする
  • フレームレートを下げる(5〜10fps程度に)
  • 録画時間を短くする
  • 色数を減らす(LiceCapの設定で調整可能)
  • オンラインのGIF圧縮サービスを利用する
WebMやMP4の方が良い場合は? ▶︎

より高品質で長い動画が必要な場合は、WebMやMP4の方が適しています。特にWebMはファイルサイズが小さく、最新のブラウザで対応しているため、GIFの代替として検討する価値があります。ただし、埋め込み方法がGIFよりも少し複雑になります。

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