BASE×ChatGPTでキャンペーンLPと商品ページを誰でも無料で作る方法|初心者向け

BASE×ChatGPTでキャンペーンLPと商品ページを誰でも無料で作る方法|初心者向け マーケティング

「セールや新商品の発売に合わせて、特設のキャンペーンページ(LP)を作りたいけれど、作り方が分からない」

「キャンペーンを告知したいのに、商品ページが整っていなくて自信が持てない」

「LPの制作を業者に頼むと数十万円かかると言われ、結局いつものショップのまま告知している」

——BASEを導入済みの方から、こうした声を非常に多く聞きます。

BASEは無料で手軽にネットショップを開設できますが、「期間限定セール」「新商品ローンチ」「まとめ買いキャンペーン」のような“ここぞ”の場面で、世界観を伝えるLPを作って売上を一気に伸ばすという使い方まで踏み込めている人は多くありません。

LPと商品ページがちぐはぐだと、せっかくの集客も購入につながりにくくなります。

私自身、副業支援の一環で、すでにBASEを導入済みの方のキャンペーン施策をお手伝いしてきました。

その経験から言えるのは、生成AIを組み合わせれば、キャンペーンLPと、それに連動する商品ページを、誰でも外注なしで爆速かつ低コストでセット作成できるということです。

本記事では、すでにBASEを使っている方が、ChatGPTを活用して「キャンペーンLP+商品ページ」を一気に仕上げる具体的な方法を解説します。

本記事のターゲット

  • BASEを導入済みで、セールや新商品のキャンペーンを打ちたいが、LPの作り方が分からない方
  • キャンペーンLPと商品ページをセットで整え、告知から購入までの流れを作りたい方
  • 外注費(数十万円)をかけずに、自分でキャンペーンページを用意したい方
  • ChatGPTなどの生成AIを使って、文章・画像の質を底上げしたい方

キャンペーンLPと商品ページの役割の違い

まず押さえておきたいのが、キャンペーンLPと商品ページは役割が違うという点です。この2つを意識して作り分けることが、売上を伸ばす最大のコツになります。

キャンペーンLPは、「なぜ今買うべきか」を伝える入口です。期間限定の割引、セットでお得になる特典、新商品に込めた想いなど、「お得感」と「世界観」でお客様の気持ちを高める役割を担います。SNSやメルマガで告知し、最初にアクセスしてもらう1枚もののページをイメージしてください。

一方、商品ページは、「この商品で間違いない」と確信してもらう決め手です。素材・サイズ・使い方・お客様の声など、購入判断に必要な具体情報を過不足なく伝える役割を担います。LPで気持ちが高まったお客様が、最後に背中を押されて購入ボタンを押す場所です。

つまり、キャンペーンLPで惹きつけ、商品ページで確信させるという導線をセットで設計することが重要です。

BASEはこの両方を作れる「器(うつわ)」を備えており、足りない「中身(文章・画像)」をChatGPTで補えば、両ページを短時間で仕上げられます。

図1. キャンペーンLPと商品ページの役割の違い

ChatGPTを組み合わせるメリット

キャンペーンLPと商品ページの中身づくりに、ChatGPTは大きな力を発揮します。

本記事では、ChatGPTを主に2つの用途で活用します。

1つ目は、文章の作成・校正です。キャンペーンのキャッチコピー、LP本文、商品説明文、よくある質問など、売上を左右するテキストをChatGPTにたたき台として作らせ、自分の言葉に整えていきます。

誤字脱字や言い回しのチェックも任せられるため、「何を書けばいいか分からず手が止まる」という最大のつまずきを解消できます。

2つ目は、画像生成です。キャンペーンのメインビジュアル、割引バナー、LPの装飾、商品イメージカットなどを、ChatGPTの画像生成機能で作成します。

撮影が難しい背景素材やバナーを文章で指示するだけで用意できるため、「ページが素人っぽい」という見た目の悩みを、デザイナーに依頼せずに解決できます。

リン
リン

今回はChatGPTのバージョン5.5を使っていきます。バージョン5.5では「GPT Image 2(ChatGPT Images 2.0)」という高性能な画像生成が可能になっており、文字入りのバナーや雰囲気のあるメインビジュアルも、これまで以上に自然なクオリティで作れるためです。

つまり、BASEという「器」に、ChatGPTで作った「中身(文章・画像)」を流し込むという発想です。

キャンペーンLPも商品ページも、ゼロからデザインを起こす必要はありません。

図2. ChatGPTを組み合わせるメリット

キャンペーンLPと商品ページを作る6ステップ

それでは、BASE × ChatGPTで「キャンペーンLP+商品ページ」をセット作成する流れを、6つのステップで解説します。

ステップ1:キャンペーンの骨子を決める

最初に、キャンペーンの中身を固めます。「何を・いつまで・どれだけお得に・誰に向けて」を紙やメモに書き出しましょう。たとえば「主力の革財布を、今月末まで20%オフ+名入れ無料」「30〜40代の男性向け」といった具合です。

この骨子が後のLP・商品ページ・ChatGPTへの指示すべての土台になります。ここを曖昧にすると、ページ全体がぼやけてしまうため、最初に時間をかけて決めておくのがポイントです。

図3. ステップ1:キャンペーンの骨子を決める

ステップ2:ChatGPTでキャンペーンLPの文章を作る

骨子をもとに、ChatGPTでLPの文章を作成します。

たとえば、

「ハンドメイドの革財布の期間限定キャンペーンLPを作ります。内容は今月末まで20%オフ+名入れ無料。ターゲットは30〜40代の男性。『キャッチコピー』『キャンペーン概要』『商品の魅力3点』『今買うべき理由』『締め切りを促す一言』の構成で、それぞれの文章を作ってください。」

のように、キャンペーン内容・ターゲット・必要な構成要素を具体的に伝えると、LPの骨組みがそろったたたき台が返ってきます。

返ってきた文章はそのまま使わず、事実と異なる点を修正し、自分の言葉に整えることが重要です。キャッチコピーは「他に5案出してください」と依頼し、複数案から選ぶとよいでしょう。

図4. ステップ2:ChatGPTでキャンペーンLPの文章を作る

ステップ3:ChatGPTでキャンペーン用の画像を生成する

次に、LPの主役となるビジュアルをChatGPTの画像生成で用意します。メインビジュアル・割引バナー・装飾画像などが対象です。

たとえば「革財布の期間限定セール用のメインビジュアルを作ってください。温かみのある木目調のテーブルに財布を置き、上品で高級感のある雰囲気。横長のバナーサイズで、文字を入れる余白を残してください。」のように指示すると、LPの顔になる画像が生成されます。「20% OFF」などの文字は、BASE側やほかのツール(ex. イラストレーター・PowerPoint・Sketchなど)で後から重ねると調整しやすいです。

なお、実際に販売する商品の写真は、できるだけ本物を撮影したものを使いましょう。

生成画像はメインビジュアルや背景などの装飾用とし、商品そのものを誤認させる使い方は避けるのが鉄則です。

図5. ステップ3:ChatGPTでキャンペーン用の画像を生成する
リン
リン

実際に販売する商品の写真をFVに誤認を招かないように埋め込みたい場合は、実際の商品画像を渡した上で「実際の商品画像は極力変更せずそのまま埋め込んでください」など依頼プロンプト上で工夫するのも手です。

ステップ4:「ページ追加」でキャンペーンLPを作る

準備した文章と画像で、BASEにキャンペーンLPを構築します。

ここでのポイントは、ショップ全体のデザイン(スタイル)はそのまま変えず、「ページ追加」機能で新しい1ページを増やしてLPにするという方法です。

トップページのデザインをキャンペーン仕様に作り替えてしまうと、期間終了後に元へ戻す手間がかかり、通常営業中のショップの見た目にも影響します。

そこで、管理画面の「ページ追加(固定ページ)」から、キャンペーン専用のページを1枚新しく作成します。これなら既存のトップページやテンプレートには一切手を加えず、独立したLPとして公開・非公開を切り替えられます。

追加したページに、ステップ2で作った文章とステップ3の画像を流し込み、「キャッチコピー → メインビジュアル → キャンペーン概要 → 商品の魅力 → 今買う理由 → 購入ボタン」の順に上から組み立てると、自然な流れのLPになります。

SNSやメルマガでは、このキャンペーンページのURLを告知すればOKです。

リン
リン

「ページ追加」によるLP制作は、レイアウトの自由度が低い点は理解しておきましょう。

BASEの固定ページは基本的に「文章と画像を上から縦に並べる」シンプルな構造のため、横並びのレイアウトや凝った装飾、ボタンの細かいデザイン調整などは苦手です。逆に言えば、この制約があるからこそ初心者でも崩れず・迷わず作れるともいえます

図5. ステップ4:「ページ追加」でキャンペーンLPを作る

ステップ5:商品を商品一覧に登録する

LPで惹きつけたお客様が「購入したい」と進む先が商品です。

キャンペーン対象の商品を、「商品管理」から商品一覧に登録します。

「商品管理 → 商品登録」へ進み、商品名・価格・在庫数とあわせて、ステップ2と同じ要領でChatGPTに作らせた商品説明文(素材・サイズ・使い方・名入れの詳細など)と商品画像を登録します。これでショップの商品一覧にキャンペーン商品が並び、購入できる状態になります。

このとき、LPと商品ページでキャンペーン情報(割引率・締め切り・特典)を必ず一致させることが大切です。情報がずれると、お客様の不信感につながります。また、ステップ4で追加したLP内の購入ボタンやリンクが、登録した商品ページへ正しくつながっているかも必ず確認しましょう。

図6. ステップ5:商品を商品一覧に登録する

ステップ6:プレビュー確認して公開・告知する

最後に、PC・スマホ両方でLPと商品ページの両方をプレビュー確認します。特にスマホでの見え方は念入りにチェックしましょう。文字が小さすぎないか、画像が崩れていないか、LP→商品ページ→購入の流れがスムーズかを確認します。

問題がなければ追加したキャンペーンページを公開し、SNSやメルマガでそのURLを告知します。

キャンペーン終了後は、追加したLPページを非公開にする(または削除する)ことを忘れないようにしましょう。ショップ本体のデザインは触っていないため、LPページを下げるだけで通常営業の状態に戻せます。

BASEは公開後の修正がいつでも簡単なので、反応を見ながら文言を微調整していくのもおすすめです。

図7. ステップ6:プレビュー確認して公開・告知する

実際にかかるコスト

すでにBASEを導入済みであれば、キャンペーンLPと商品ページを作るための追加コストはごくわずかです。

BASEは、初期費用・月額費用が無料のプラン(スタンダードプラン)の場合、商品が売れたときにのみ「サービス利用料」と「決済手数料」を合わせた手数料がかかる仕組みです。つまり、LPや商品ページを作り込んでいる段階では追加費用は一切かかりません。

ChatGPTは、無料版でも文章作成は十分に行えます。画像生成や高性能なモデルをより快適に使いたい場合は、有料プラン(月額20ドル程度)を検討するとよいでしょう。

仮にキャンペーンLPの制作を外注した場合、LP1枚で数十万円が相場です。それと比較すると、BASE × ChatGPTでLPと商品ページをセット作成するコストは月額数千円以下、場合によっては完全無料に収まります。

つまずきやすいポイント

キャンペーンページの作成を進めるうえで、つまずきやすいポイントもいくつかあります。

まず、ChatGPTの文章をそのままコピペしないことです。生成AIの文章は一見もっともらしくても、事実と異なる表現や、自社商品に合わない言い回しが混ざることがあります。特にキャンペーンでは「最安」「No.1」といった表現が薬機法・景品表示法に抵触するおそれがあるため、必ず自分の目で確認し、自分の言葉に直しましょう。

次に、LPと商品ページの情報を一致させることです。割引率・締め切り・特典の内容がLPと商品ページでずれていると、お客様の不信感やクレームの原因になります。公開前に必ず両ページを突き合わせて確認しましょう。

最後に、キャンペーン終了後の戻し忘れに注意することです。期間限定のはずのLPページがいつまでも公開されたままだと、信頼を損ねます。終了日に追加したLPページを非公開にする(または削除する)作業を、あらかじめ予定に入れておきましょう。

図8. つまづきやすいポイント

まとめ

BASEを導入済みでも、「セールや新商品のキャンペーンを、専用LPで打ち出す」ところまで踏み込めている人は多くありません。しかし、足りないのは機能ではなく「伝わる文章」と「見栄えのする画像」という中身であり、それはChatGPTで短時間に補えます。

ポイントを整理すると、キャンペーンLPで惹きつけ、商品ページで確信させるという導線をセットで設計することです。BASEという「器」に、ChatGPTで作った「中身」を流し込むだけで、外注なしでも売上を狙えるキャンペーンページが完成します。

「キャンペーンを打ちたいけれど、LPの作り方が分からない」と止まっていた方こそ、まずは1つのキャンペーンから試してみてください。

LPと商品ページをセットで整える経験は、次回以降の施策にもそのまま活かせる大きな武器にきっとなるはずです。

よくある質問

Q1: BASEはSTORESやShopifyなど他のサービスと何が違いますか? ▶︎

BASEは初期費用・月額費用が無料で始められ、初心者でも最短で開設できる手軽さが特徴です。STORESも無料プランがあり似た立ち位置ですが、Shopifyは月額課金が前提で、本格的な多機能EC・越境ECに向いています。「まず低コストでキャンペーンや小規模販売を始めたい」という用途であれば、BASEは有力な選択肢です。

Q2: パソコンがなくてもスマホだけでLPや商品ページは作れますか? ▶︎

作れます。BASEには専用のスマホアプリがあり、商品登録やページ編集、注文管理までスマホ一台で完結できます。ただし、長文のLP本文を整えたり画像を細かく配置したりする作業は、画面の広いパソコンのほうが効率的です。下書きはスマホ、仕上げの確認はパソコン、と使い分けるのがおすすめです。

Q3: BASEで独自ドメイン(自分のURL)は使えますか? ▶︎

使えます。BASEは標準で「(任意の文字).base.shop」などのURLが付与されますが、有料の独自ドメイン設定機能(App)を使えば、自分で取得したドメインをショップに割り当てられます。ブランドの信頼感を高めたい場合や、長く運営する予定がある場合は、独自ドメインの利用を検討するとよいでしょう。

Q4: 作ったキャンペーンLPの効果(アクセス数や売上)は確認できますか? ▶︎

確認できます。BASEの管理画面にはアクセス解析機能があり、訪問数や売上を確認できます。さらに、Google アナリティクスと連携するApp を使えば、どの流入元(SNS・メルマガなど)からアクセスが多いか、どのページで離脱しているかまで分析できます。キャンペーンごとに数値を振り返ることで、次回の改善につなげられます。

Q5: ChatGPTで生成した画像を商用利用しても問題ありませんか? ▶︎

ChatGPTで生成した画像は、原則として商用利用が認められています(最新の利用規約は必ず公式で確認してください)。ただし、実在のブランドロゴ・キャラクター・著名人に似た画像は権利侵害のリスクがあるため避けましょう。また、生成画像を「実際の商品写真」と誤認させる使い方は、景品表示法の観点からも不適切です。装飾やイメージ用途にとどめるのが安全です。

Q6: クーポンやセット割引、送料無料などの設定はできますか? ▶︎

できます。BASEにはクーポン発行機能や、購入数・金額に応じた割引、送料設定の機能(App含む)が用意されています。キャンペーンLPで打ち出した「20%オフ」「まとめ買いでお得」などの内容を、実際の購入時にもクーポンや割引として正しく反映させましょう。LPの訴求と決済時の条件がずれないようにすることが重要です。

Q7: キャンペーンLPを作っただけでは売れません。集客はどうすればいいですか? ▶︎

LPは作っただけでは見てもらえないため、集客の導線づくりが不可欠です。基本は、InstagramやXなどのSNS投稿、LINE公式アカウントやメルマガでの告知から、LPのURLへ誘導する方法です。フォロワーが少ない段階では、少額のSNS広告を組み合わせるのも有効です。告知文やバナーもChatGPTで作成すれば、集客準備まで一気通貫で進められます。

Q8: キャンペーンLPはGoogle検索で見つけてもらえますか? ▶︎

期間限定のキャンペーンLPは、検索エンジンに評価されるまで時間がかかるため、検索流入はあまり期待できません。短期のキャンペーンはSNSやメルマガでの直接告知を主軸にしましょう。一方、常設の商品ページは、商品名や説明文に検索されやすいキーワードを入れておくことで、中長期的に検索からの流入が見込めます。LPは即効性、商品ページは持続性、と役割を分けて考えるのがコツです。

参考文献

[1] BASE(ネットショップ作成サービス) ( https://thebase.com/ )

[2] BASE 料金・手数料について ( https://thebase.com/price )

[3] ChatGPT(OpenAI) ( https://chatgpt.com/ )

[4] OpenAI 料金プラン ( https://openai.com/pricing )

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